Title: Think about influence of the
COVID-19 pandemic on yourself and what you lost in the pandemic.
Mon, October 18, 2021
- Tue, November 02,
2021
オリジナルの記事はこちら
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シャーマニック・ヒーリングのパイオニア、サンドラ・インガーマンさんのメールマガジン「自己変革ニュース」。2021年 10月号では、次のようなトピックについてお話しされています。
・ 「私たちの生活の仕方を含め、すべてのレベルで、変化によって失ったことすべてについて、私たちは立ち止まり、深く悲しむために時間をかけ」ること。
・ 「現在の(世の中の)変化と(社会の人々の)人生の流れが、今あなたにももたらされていること」に気づくこと。
・ その上で、「この時代をより深く自分と向き合う機会とすること」で、「自分の内に盤石な基盤のある感覚をもたらすこと」。そのための方法の一つとして、「心を通過するすべての考えを、愛のエネルギーに変換」すること。
2021年 10月号 より、特に心に響いた部分を抜粋してご紹介いたします。
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…そして、私たちの生活の仕方を含め、すべてのレベルで、変化によって失ったことすべてについて、私たちは立ち止まり、深く悲しむために時間をかけなければなりません。人々は逃げています。彼らはただ、すべてがうまくいく、何も変える必要がないと無理やり信じ込もうとしているだけです。
このことは問題です。パンデミック、気候変動と災害が今ここにあるのには理由があります。立ち止まって、私たちに求められていることを振り返ることは、私たちの人生の旅の一部です。私たちが生きている時代から逃げることはできません。
そして、あなたが望む快適さと平和をもたらす唯一つの方法は、あなたがたえずスピリチュアルな実践に集中することです。それらは皆さんを正気に保ちます。
あなたが(シャーマニック・ヒーリングの)ワークをするなら、現在の(世の中の)変化と(社会の人々の)人生の流れが、今あなたにももたらされていることに驚かれることでしょう。しかしあなたは、物事が再び「正常」になることはないと受け入れる必要があります。失ったものを (十分に) 悲しむ必要があります。…
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「自分は何を失ったと思い、何を得ていると感じているのか。何を手放す必要があり、何を取り戻すことができるのか。世の中の変化の流れが、自分にどのように影響を与えているか。」
これらの問いについて、ぜひご自身に尋ねてみてくださいね。瞑想や祈りなども助けになります。
皆様のお役に立てば嬉しいです。お読みいただき、本当にありがとうございます。
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以下、私(Ai)のコメントです。
シャーマニック・ヒーリングのパイオニア、サンドラ・インガーマンさんのメールマガジン「自己変革ニュース」。2021年 10月号の一節、
「私たちの生活の仕方を含め、すべてのレベルで、変化によって失ったことすべてについて、私たちは立ち止まり、深く悲しむために時間をかけ」る。
を読んで、最初、「私自身は、今はそんなに悲しむことはないのではないかな?」と思っていたのです。
というのも、ありがたいことに、現在の自分は、失ったものを悲しんでいても、状況は変わらない、と知っています。そして、必要なだけ悲しんだら、その気持ちをスピリチュアル・ガイドに手放し、前に進もう、と決めていたからです。そして、思い切って前に進むことを選択していたからです。
それ以前は、失ったと思うと、動揺したり、悲しんだり、嘆いたり、ショックを受けたり、怒ったり、被害者のような気持になったり、ということもあったと思います。でも、それだけでは失ったものは戻ってきません。
そのような時代からこれまでの間に、時間をかけて学んできたことは、
「変化によって、得るものがある。同時に手放すものもある。手放しているものは、今の私は必要のないもの。たとえ手放しても、必要なものはまた戻ってくることがある。けれど、その判断は宇宙の判断によるので、思い切って執着を手放すことが大切。」
ということでした。
その学びは貴重なものでした。その学びを得るのにまとまった時間はかかりました。でも、どちらかというと、手放すことの難しさに向き合い、その上で手放せていることに感謝していたので、それほど変化によって失ったものに執着していないように感じていたのです。
でも、サンドラさんの文章を読んで、ふと気になり、瞑想の際に
「失ったことでまだ悲しんでいることはある?」
と自分に尋ねてみたのです。そうしたら、意外にもあったのです。主に次の3点です。
1.コロナ禍で、海外を訪ねることが以前よりできなくなったこと。
2.移動の自由が以前より失われたこと。例えば、コロナ禍で便数や本数が減る、または、休止するなどしたため。
3.日本の食の安全への信頼度が低くなってしまったこと。
上記3つを考えると、確かに私の心の中に喪失感と、深く悲しむ気持ちがありました。自分でも意外でした。
そうかぁ。この思いについて、数日考えました。そういえば、以前、「飛行機に乗りたいよ~」という思いがわき上がったな…、と思い出しました。そうか…。
「でも、失った、と思っているのは、自分の頭で考えているだけ。取り返せるものは取り返そう。今の自分にとって、最善の形で取り戻そう。」と思いました。そこで、以下のことを考えました。
1.海外を訪ねるのは、何年も先になるだろうと思っていたけれど、悲しむくらいなら、思い切って近いうちに海外に行ってみよう。海外に行くときに、現状で検討しなければならないことがいくつかあるけれど、先延ばししていても答えがでるわけではないから、今、向き合おう。
2.については、移動の手段にもっとオープンになろう。確かに、コロナ禍を理由に便数や本数が減ったりして場所によっては公共交通機関が不便になっている。これまで、エコを理由に、なるべく公共交通機関で移動してきたけれど、色々なサービスが出てきているから、もう少し、幅を広げられるかもしれない。今の自分に必要な移動手段を願おう。
3.日本の食や環境の安全の課題が大きい。まずは自分を守ることから始めよう。自分にできることを、続けよう。そして、学び続けよう。
そんな風に思って、1-3について、具体的に行動してみました。数週間経って、先日自分に尋ねたところ、現在までに、2,については癒えたようです。
自分の心が「1-3まで、全部癒えたよ」、と言ってくれるように願って、今自分ができることを継続して進めたいと思います。
Title: “Thank you for
everything. I have no complaints about anything.”
シャーマニック・ヒーリングのパイオニア、サンドラ・インガーマンさんのメールマガジン「自己変革ニュース」。2021年
7月号では、アファーメーションの力について、2021年6月号に引き続き、サンドラさんの経験が書かれています。不思議なことですが、私も現在、アファーメーション(affirmation)を工夫することの大切について学んでいます。
アファーメーションというのは、心の中で唱える言葉のことで、マインドフルネスの技法のひとつです。
ご自身にとって、プラスに響く言葉や、ニュートラルに響く言葉(数字など)、を繰り返し心の中で唱えます。このような言葉を、マントラと呼ぶこともあります。
この時、できれば落ち着く場所に座って、目を閉じたり、半開きにして言葉を唱えます。色々な思いがわいてきても、その思いと戦ったり考え続けたりせず、そのままにします。日々の生活の中ー歩きながら、作業をしながら、お風呂やシャワーを浴びながらー心の中で唱えることも 役立ちます。
2021年 7月号 より、特に心に響いた部分を抜粋してご紹介いたします。
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今月は、私が以前よく話していたある物語をシェアします。この物語はとても人の心を動かすものです。この教えを実際に行動に移そうとするとき、私たちの多くが、より深いスピリチュアルな実践を必要とします。
何年も前、私の生徒の一人がワークショップでとても素晴らしい話をしました。おそらく2000年代初頭のことです。(米国の)サンタフェに、主流ではない分野を扱う一軒の本屋があります。そこでは、多くの地元の人々が、本、占いカード、あらゆるスピリチュアルなものを見て回るのが大好きです。ですからその本屋は、人々が (商品を)
見に来るだけでなく、同じ志を持つ人たちと話をするために集まる場所でもあります。
ある日、レジのそばに人が集まっていました。一人の女性はチベット仏教の尼僧さんで、驚くほどの素晴らしい愛を放ち、その笑顔は、人の人生を、何が起こっていたとしても明るくすることができるほどのものでした。
彼女は、サンタフェの多くの人によく知られている人物の一人です。書店の人々は、この尼僧さんが中国の刑務所で拷問されたことを知っていました。そして、彼女が解放されたとき、チベット人の人口がかなり多いサンタフェに移動しました。
誰かがこの美しい魂に、「すべての経験の後、あなたはどうしてそんなに多くの光、愛、喜びを、自分を通して流すことができるのでしょうか。」と尋ねました。
彼女は、「マントラが私を変えるまで、一日中そのマントラを繰り返し繰り返し唱えました。」と答えました。 (そして、そのマントラがどのようなものか)彼女は話してくれました:
「全てのことよ、ありがとう。私は(起きたことに)何の不満もありません。」 (“Thank you for everything. I have no complaints about anything.”)
この物語がどれだけケイト・バシャ(Kate Vasha)の心に響いたのか、私は常に覚えています。ケイトは私の友人の一人であり、生徒でもあります。彼女は、私の「地球のための薬(Medicine for the Earth)」と「スピリチュアルな光のヒーリング(Healing with Spiritual
Light)」のトレーニングで、水の実験を行うお手伝いをしてくれました。ケイトが、これらの癒しと寛容な言葉を繰り返しつつ、(walking meditation⦅歩く瞑想⦆をしながら)歩き回っていたことを覚えています。 彼女がこれらの言葉を唱えつつ(歩く瞑想をしながら)歩き回っていた時、彼女の目にはいつもきらめきがありました。
何年も前から自己変革ニュースを読んでいる読者の中には、ケイトのことを覚えている人がいると思います。
では、今月のあなたのマントラは何ですか?あなたの人生に平和をもたらすために、あなたの心からどのような言葉を紡ぐことができますか?
私たちは皆、そのような平和を目指して努力しています。
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お読みいただき、本当にありがとうございます。
Title: Nurture your heart with
positive phrases.
シャーマニック・ヒーリングのパイオニア、サンドラ・インガーマンさんのメールマガジン「自己変革ニュース」。2021年
6月号では、太古からの歌、について記載があります。不思議なことですが、最近、アファーメーション(affirmation)を工夫することの大切について学んでいました。
アファーメーションというのは、心の中で唱える言葉のことで、マインドフルネスの技法のひとつです。
ご自身にとって、プラスに響く言葉や、ニュートラルに響く言葉(数字など)、を繰り返し心の中で唱えます。この時、できれば落ち着く場所に座って、目を閉じたり、半開きにして言葉を唱えます。色々な思いがわいてきても、その思いと戦ったり考え続けたりせず、そのままにします。
最近唱えているのは、次の言葉。
呼吸を吸い込むときに、
「自分の体の中に最善が入ります。」
と唱えます。言葉の代わりにご自身なりにこのフレーズをイメージしてもよいです。そして、息を吐くときには、
「最善を受け取ることをブロックしているものを手放します。」
と唱えます。言葉の代わりに同じくイメージしてもよいです。
続けていると、心と体に変化が生じてきます。体が温かくなったり、不安が減ったり、心が解放されてきます。知恵がわいてくることもあります。
もうじき夏至ですね。春分の日から夏至までの季節の節目を感じると、三か月間という自分の人生の節目を感じます。
皆さまの人生の節目が素晴らしいものになりますよう、お祈り申し上げます。
Title: Heal mold allergy in spiritual
level.
シャーマニック・ヒーリングのパイオニア、サンドラ・インガーマンさんのメールマガジン「自己変革ニュース」。
2021年5月号では、カビアレルギーを、父なる神
(Father) や宇宙の根源 (Source) と自分自身とのつながりを癒すことによって、ヒーリングしていく方法が紹介されています。カビアレルギーの治療法が西洋医学で確立していなかった時代のことも回想されています。
また、病気の治療にあたり、肉体のレベル、感情のレベル、スピリチュアルなレベルでの原因があることも紹介されています。
そして、「今月は、健康的でないやり方でつながりを切ってきたところ、再びつながり直すことが必要なところを見つめましょう。」と提案されています。
肉体、感情、スピリチュアル、各々のレベルは互いにつながっているので、カビアレルギーだけでなく、そのほかの身体症状であっても、自分を超える大いなる存在とつながり直すことによって改善することが、改善の程度には個人差がありますが、実際にあります。ただし、その方がつながり直すことを望む場合に限ります。
たとえ西洋医学で治療法のない難病や、西洋医学でさじを投げられた疾患であっても、まだできる可能性があるのは、様々なレベルや切り口で癒す方法があるからです。
不思議なことに、特にこの5月、自分の中で、気が付かないうちにつながりが切れていた部分と「再びつながり直す」ことに焦点を当てる必要が自然に生じました。サンドラさんの届けてくださった、スピリチュアル・ガイダンスを読みながら、大切なメッセージを届けていただいていたなぁ、と感じた次第です。
Title: Inequality under the COVID-19
pandemic.
シャーマニック・ヒーリングのパイオニア、サンドラ・インガーマンさんのメールマガジン「自己変革ニュース」。
2021年4月号では、コロナ禍で起きている不平等について記載されています。
まるでサンドラさんが心から叫ぶような、悲痛な思いの伝わる文章だと思いました。サンドラさんは普段、自分が経済的に苦しい状況にあったときのことは、あまりお話にならない印象があります。ですので、今回のように、その時の話を引き合いに出してまで、社会に注意喚起を促してくださることに、状況の切実さを感じました。
日本の春は移動の時期でもあり、経済的な変化が起きやすい時期でもあります。サンドラさんは米国の方ですが、世界の人々が大なり小なり、影響を受けていることを、発信してくださったのではないか、と思いました。
Title: For those who experience big
changes after Spring Equinox Day in 2021.
サンドラ・インガーマンさんのメールマガジン「自己変革ニュース」。
2021年3月号では、2021年の春分を通して、人の心が今にあるときに何が起きるか、そして、心が迷う時には、今というこの時に、答えがあることを思い出すように、勧めています。また、人生に大きな変化が立て続けに起きる時には、人生の大きな転換点であること、予定を一度白紙にして、新しく用意された道に進むことを勧めています。
春分の頃に、それまでの生き方に一度片が付き、それから後に、大きな総崩れのような、変化が起きている方が多いです。それは、それまでの学びが終わり、次のステップに進むために、新しい道が用意されているだけのこと。たとえ一時的に恨んだり、悲しんだり、嫉んだり(そねんだり)しても当たり前のこと。でも、それらに人生をこわされることは新しい道を見えなくしてしまいます。ですから、それらを手放しつつ、スピリチュアル・ガイドとつながり、最善を祈りながら進みましょう。
皆様のお役に立ちますと幸いです。
Title: Facing yourself to heal your
illness.
サンドラ・インガーマンさんのメールマガジン「自己変革ニュース」。
2021年2月号は、病気の治療について考察されています。
ヒーラーは、自分の病や人生を癒すことを通して、人を助けると言われます。サンドラさんは、6
年近く前から難治性のご病気を患われ、その治療に向き合われていました。私は詳しくは存じ上げませんが、たしか体のご病気だったと記憶しています。
効果的な治療法が見つからない中、サンドラさんが、自分と深くつながることで病を癒していくプロセスは、病を根本的に治すにはどうすればよいか、という問いへ、一つの答えを提案をしています。
病には、いろいろな意味があります。サンドラさんは体のご病気ですが、根本的な解決のために、心、魂からのアプローチを必要とした経験をシェアしてくださっています。
ここでサンドラさんは、治療者やセラピストに会わずに、全て自分で治すことを勧めているのではありません。お読みの際には、この点をどうぞご留意くださいね。
この自分の内面に深くつながって癒していくアプローチは、人間の成長を促します。お薬だけでは改善しづらいご病気には特に必要となることが多いです。病から学ぶことはたくさんあるのですが、その学びは、その後の人生を豊かな実りあるものにしてくれます。
皆様のお役に立ちますと幸いです。
Title: Egyptian Goddess Isis'
spiritual guidance
「シャーマニズムの現代化
(全6話)」でご紹介した、ホリスティック・ヒーリングの一分野、シャーマニック・ヒーリング。第5話では、そのパイオニア、サンドラ・インガーマンさんのメールマガジン、Transmutation
News (自己変革ニュース)をご紹介いたしました。
2021年1月号では、サンドラさんのスピリチュアル・ガイドで、エジプトの女神、イシス(Isis)のスピリチュアル・ガイダンスが紹介されています。サンドラさんは20年に亘り、イシスのスピリチュアル・ガイダンスを受け取ってこられたそうです。よろしければ、こちらの日本語訳をご参照ください。
特にエジプトと深い関りを持つ方の中には、イシスがスピリチュアル・ガイドとして現れることがあります。セッションの際、初めてイシスが強いエネルギーを伴って現れてくださったのを、セラピストとして感じた時には、「エジプトの時代、イシスは想像の産物ではなかったのだ。本当においでになったのだ。」とびっくりしました。
人は、スピリチュアル・ガイドと深くつながり、知恵を授けられることがあります。これは、私たち皆に備わっている能力であるように感じます。
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スピリチュアル・ガイドのくださるスピリチュアル・ガイダンスは、日々私たちを育て、愛し、守り、進むための助けになります。時にスピリチュアル・ガイドは、前世に導き、未来にも導き、今をよりよく生きるための知恵をくださいます。
例えば、「エジプト神
イシスのスピリチュアル・ガイダンス 1」でご紹介したサンドラ・インガーマンさんが受け取った、古代エジプトの女神
イシスのスピリチュアル・ガイダンス。日頃目の前のことに慌ただしく過ごしていると気づかないような大局的なものの見方に気づかされます。
この記事でイシスは、psychic hyper
vigilanceという、未来が予測できない混沌とした状況で、人々が不安から過度に用心深くなり、たくさんのスピリチュアルな実践の方法を用いて霊能力につながって、次に何が起きるか予測しようとしていること、に対する注意を促しています。同時に、psychic hyper
vigilanceへの対処法として、今起きていることに集中し、マインドフルに生活すること、外の世界に気を逸らされることなく、自分の内面に深く入って答えを見つけること、の重要性を伝えています。
確かに、潜在意識は未来を見せてくれることがあります。ですから、コロナ禍のように未来が見えづらい時には特に、スピリチュアルな手法を通じて未来を知りたくなる思いは理解できます。ですがイシスは、今は新しい変化をもたらすエネルギーが入ってきているので、その新しいエネルギーとつながらずに、こころの安心だけを求めてたくさんのスピリチュアルな手法を取り入れてしまうと、逆に大混乱を引き起こしてしまう、と伝えています。
同じ内容のスピリチュアル・ガイダンスは、色々な形で人々に届けられているように思います。
例えば私のところには、コロナ禍が始まってすぐに、「今は、これまで学んだスピリチュアルな手法を深める時で、手を広げるのはやめておこう。」という思いが生じていました。サンドラさんが受け取ったイシスのスピリチュアル・ガイダンスを読んで、そういうことだったのだなぁ、と振り返っていました。皆様はいかがでしょうか?
スピリチュアル・ガイダンスは、特別な誰かだけが受け取れるものではありません。マインドフルネスを行ったり、前世を思い出すと、直感力(スピリチュアル・ガイドとのつながり)が高まることが知られています。トレーニングと今世での役割によって、人によって違いはあるとは思いますが、その方に合った方法でスピリチュアル・ガイダンスを受け取ることは、自分自身に自信と希望を与えてくれます。
時に、前世で起きたことのために、スピリチュアル・ガイドとつながることが怖いことがあります。その恐怖を乗り越え、再びスピリチュアル・ガイドとつながることは、自分自身の様々な能力を更に高めてくれます。
本年も本当にお世話になりました。ここまでこれましたのも、皆様のおかげです。応援、誠にありがとうございました。
本ブログが、皆様がこれからをよりよく生きるための指針としてお役に立ちますと嬉しく思います。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
Title: Modernization of
shamanism
ホリスティック・ヒーリングにご関心のある方の中には、シャーマニック・ヒーリング(shamanic
healing)という言葉をお聞きになった方がおられるかもしれません。
サンドラ・インガーマン(Sandra
Ingerman)さんは、licensed marriage
and family therapist と professional mental health counselorというセラピストとしてのバックグラウンドを持ち、シャーマニズムの現代化、という視点を取り入れて、シャーマニック・ヒーリングを教えておられる第一人者の一人です。米国のサンタフェの辺りにお住まいです。
シャーマニズムの現代化、というのは興味深い視点ですね。
サンドラさんは、シャーマニズム研究の第一人者である人類学者のマイケル・ハーナー(Michael
Harner)教授と長く一緒に仕事をしたお一人です。マイケル・ハーナー先生は、世界のシャーマン文化に共通する事象をまとめて、普遍化させて、現代社会に取り入れた功績で知られています。よろしければ、Foundation for
Shamanic Studiesのwebsiteをご参照ください。
マイケル・ハーナー先生は、世界各地にあるシャーマニズムの知恵から共通点を洗い出し、現代社会に生きる人々が、ある特定の部族に属さなくても、儀式のための民族衣装をまとわなくても-普段着でも-学ぶことのできる知恵が洗い出しました。そしてその知恵を、人種や文化を超えて、誰でもアクセスできるようにしたのです。
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この流れは、他のスピリチュアリティーに関連する分野でも同じです。
例えば、今では日本でもよく知られるようになったマインドフルネス。主に瞑想、ヨガ等の主に東洋の知恵を、宗教性を外し、普遍化し、誰でもアクセスできるようにしたところに価値があります。どのような信念を持つ方でも学ぶことができるので、医療、福祉、ビジネス等にも取り入れられています。
振り返ると、この「宗教的な要素の中から共通点を洗い出し(=普遍化し)、宗教性を外して現代社会に一般化して、誰でもアクセスできるようにする」という流れが、第二次世界大戦後(1945年~)から現在までの流れだったのかもしれません。
サンドラさんの元には、医師、臨床心理士、ソーシャルワーカー、を始め様々な職種の方が訪れ、彼女のshamanic
healing の手法を学んでいきます。それを、より一般化しつつ、患者さんやクライアントのヒーリングに応用していくのです。
セラピストの方々が、クライアントのためにも、自分を守るためにも役に立つ知恵がびっくりするほどあります。
例えば、セラピストが人と人の間のエネルギーの出し入れの仕組みを感じられるようになることで、クライアントとの境界線(boundary)
の引き方がより楽で適切になったり。魂という概念を取り入れることで、セッションの効果がより上がるようになったり。シャーマニック・ジャーニー(Shamanic
journeying)等の潜在意識とつながる方法を用いて、セッションを円滑に進める知恵をいただくことができたり。等々、従来の心理学の知恵だけでは足りなかった部分を補完してくれるありがたい知恵も含まれています。
特に、マインドフルネスの普及に伴って、気(エネルギー)を感じ取れる方も多くなっているので、今後ますます理解が進むと思います。
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サンドラさんは、この20年間、ご自身のTransmutation
News (自己変革ニュース)というメールマガジンを毎月発信しておいでです。
シャーマニズムには伝統的に、自然と調和し、社会の平和を祈る視点があるので、サンドラさんも、そのような視点をお持ちです。特に、学士の時に地球環境について学ばれたこともあり、気候変動などの地球環境の変化に強い危機感を感じ、人類が目覚め行動することを、提案しています。
ホリスティック・ヒーリングにご関心があり、気候変動を危惧しておられる方は特に共感される点があるかと思います。
2020年9月号から日本語訳がありますので、どうぞご覧ください。以前はもっと長かったのですが、20年経ってシェアすべきことはシェアしたな、と感じられたのだそうで、2020年9月号からは少し短めのコラムになっています。以前の記事(英語)はアーカイブをご参照ください。
Transmutation News
(自己変革ニュース)2020年9月号
文中に儀式、という言葉がありますが、宗教的な儀式ではなく、シャーマニズムの現代化に伴って、自分自身またはグループで、自分たちで考えて行うスピリチュアルな儀式のことです。シャーマニズムの現代化については、「シャーマニズムの現代化1」をご参照ください。
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新型コロナウイルス感染症の大流行(COVID-19
pandemic)の最中、ホリスティック・ヒーリングの一分野のシャーマニック・ヒーリングのパイオニア、サンドラ・インガーマンさんのセミナーを聴講していて、はっとしたことがあります。
「すべてはつながっていますよ」
という一言。昨年2019年8月から増加したブラジル・アマゾンの山火事。昨年11月から起きたオーストラリアの山火事。そして、今年に入ってのコロナ禍。また、今年9月から起きたアメリカ西海岸の山火事…。
大きな変化が起きているのだ。地球が「もう限界」なのだ。地球上の私たちは生き続けるためには変わらなければならないのだ、ということが、がーん、と伝わった瞬間だったのです。
それまではまだ、気候変動の懸念をしつつも、個人としてどのように取り組むか、危機感をもって模索していた段階だったと思います。それが、「もう限界」という段階に入った、いよいよ、目の前にきてしまった、と衝撃を受けたのです。
不思議なご縁で、なぜか私は昨年、アマゾン、オーストラリアの山火事のことで、状況を懸念する現地の方々とお話したり、ご一緒に祈ったりする機会がありました。特に、アマゾンは私たちが吸っている酸素のかなりの部分を供給しているのだそうで、それがなくなったら、私たちが吸う酸素がなくなってしまう…。酸素はあって当たり前だと思っていたのに、それが当たり前ではなくなってしまうことに強い危機感を覚えました。
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ホリスティック・ヒーリングの一分野、シャーマニック・ヒーリングのパイオニア、サンドラ・インガーマンさんのメールマガジン、Transmutation
News (自己変革ニュース)。2020年10月号では、次のような提案をされています。
あなた自身や地球をヒーリングするために、あなた自身を愛しましょう。
地球と全ての自然の呼びかけに、心から喜んで応じ、新しい地球を創り出しましょう。
よかったらご覧ください。
文中に儀式、という言葉がありますが、宗教的な儀式ではなく、シャーマニズムの現代化に伴って、自分自身またはグループで、自分たちで考えて行うスピリチュアルな儀式のことです。シャーマニズムの現代化については、「シャーマニズムの現代化1」をご参照ください。
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もしかしたら、フォロワーの皆様の中で、これまでにシャーマンの前世を思い出された方もおられるかもしれません。その方の中には、今回の記事を読みながら、内容に懐かしさを感じられた方もおられるかもしれません。
シャーマニズムを現代化したシャーマニック・ヒーリングは、西洋医学で解決することが難しい症状に解決の糸口を与えるために、大切な役割を持っている手法の一つです。
同時に、シャーマニック・ヒーリングは、現代社会に生きる私たちが、生活スタイルを大きく変えずに、シャーマンの前世の記憶を思い出すのにも役立ちますし、その前世の出来事をヒーリングしたり、その前世で得た知恵を今の自分の人生に取り入れたり、その前世で傷ついたために今世でつながれなくなっていた直感やヒーリングの能力を取り戻すことにも役立ちます。この点は大切ですね。
例えば、ネイティブ・アメリカンの前世の記憶を思い出された方は、白人に迫害された記憶を思い出す方もおいでです。個人的な感想としては、これがまた、きつい前世であることが多いんですよね。
白人に迫害を受けた結果、自分がネイティブ・アメリカンであることを、根こそぎ否定してしまうこともあります。
そのトラウマのために、それ以降の人生で、直感とつながれなくなったりすると、今世で自分に自信がもてなくなったり、スピリチュアルなものへの価値を認められなくなったり、論理的な思考に偏りつつも偏りきれない自分を感じることがあります。
前世をヒーリングすることで、自分がネイティブ・アメリカンであった、というその存在を消したり、否定しなくてよいことがわかると、今世で自分が自分であってよいことが心と体でわかり、ほっとされることが多いです。
シャーマニズムと自然との関りは大きいので、前世でシャーマンの前世を思い出した方は、今世で、自然と人をつなぐ、大切な役割があることも多いです。
自分が自分らしくあるために、前世をヒーリングする。今回の連載が、皆様のお役に立ちますと嬉しいです。