先月2020年8月2日(日)に、あるクライアントの方にその方のスピリチュアル・ガイドが伝えたこと。
「あなたの亡くなったお父さんが、あなたに許してほしいと言っています。お父さんは、『今まであなたのことをわかってあげられなくてごめんね。』と言っています。これからあなたを守っていきたいようです。お父さんのこの思いを受け取りますか?2020年8月8日(土)までに決めてください。」
二人は性格が異なっていました。父親は、論理的で科学的なものの見方をし、どちらかというと、決められた枠の外には出ないタイプ。一方のクライアント様は、もっと自由にものを考えるタイプでした。
この方は、「私はもう父親を許したと思っていました。亡くなる2-3年前に父親を訪ねて、これまでの父親との確執について話をしたのです。でもきっと、まだわだかまりがあったのでしょう。(少し考えて)わかりました。考えてみます。」と答えました。
それから私は、2020年8月8日(土)の週末あたりに、クライアントの方々が次々に、大きなプラスの内面の変化を遂げていかれることを経験しました。振り切るような大きな変化で、中には、人生が180度変わるような大きな変化もありました。前世で生じたトラウマのために長年つながりの切れていたスピリチュアル・ガイドとつながり直したり(これは大きい)、数十年もの間苦しめられていた幼少期から思春期まで続いた性被害のトラウマがヒーリングされたり(これも大きい)、等々…。中には、クライアントの方のご友人で、コロナ禍で仕事を失った方の新しい仕事が、セッションの直前に決まった、ということもありました。
そのヒーリングの大きさに、私もびっくりして、ひっくり返りそうになりました。そして、「こ、これは、Divine timingだ…。」とつぶやきました。Divine timing については、「心の平安(全5話)」のうち、第3話のDivine timing を主にご参照ください。
先にご紹介した方は後に、「8月8日の期日までに、私は父親の言葉を受け入れました。そして、父親を許し、父親の霊的なサポートを受け入れることを決めました。」と仰いました。それは、ご自身では気づかないほど、大きなことだったのでしょう。余談ですが、8月8日は、台湾では父の日(Papaの日)なのだそうです。そのような意味でも、タイミングが合いました。
Divine timingでは、通常よりも大きな変化が、一気に、短期間に起きます。上記のようなヒーリングに通常かかる時間の大きさを考えると、スピリチュアル・ガイドに感謝しかありません。
もしかしたら、皆様の中にもその週末に大きな内面の変化を体験された方がおられるかもしれないと思い、ご紹介させていただきました。
今週は Divine timingのようです。クライアントの方々の大きな内面の変化が次々と起きていて、こちらも驚くほどです。プラスの方向に振り切るような内面の変化です。
特に、世の中によりよく貢献するために、リーダーシップをよりよく発揮しようと、日々研鑽をされている方々のために、スピリチュアル・ガイドは、一人一人に、ご自身の才能を世の中に発揮する術を教えています。
今は、これまでにも増して、そのような方々が必要とされている時。少しでもお手伝いができたら、と私たちも応援させていただいています。その大きな変化に私たちも必死でついていっています。
先日、ドイツからご連絡いただいたあるクライアントの方は、昨年2019年12月にご相談の際、すでに、将来大きな変化が来そうだ、と感じておられました。でも、その変化を予期しつつも若干の不安を感じておられました。
というのも、過去に大きな変化を経験する度に、自分に正直であるために、それまでの自分の生き方を大きく変える必要が生じ、家族や職業を一瞬にして失って、離縁したり、転職して、次の人生のドアが開く、という大きな出来事が繰り返されてきたからです。
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その方に対して、この方のスピリチュアル・ガイドのお一人である、Buddhaはやさしく伝えました。
「あなたは、その変化の仕方から十分に学びました。だから、そのような変化の仕方はもう必要ないでしょう。それよりも、私(Buddha)を共に歩きながら変化することを学んでいきましょう。そうすれば、その変化は早くても、楽しいものになるでしょう。」
そのスピリチュアル・ガイダンスは、その方の目から鱗(うろこ)が落ちるようなものでした。その内容がご本人の腑に落ちるものだったからです。
それから、コロナ禍の中で、Buddhaの導きを感じながら、その方はどんどん変化していきました。そしてついに、この今というタイミングで、自分の能力をより発揮するために、自分を解放することにしたのです。
元々、この方は、自分の価値を小さくしてしまいがちの方でした。それに対して、セッションの前に、Buddhaはやさしく伝えました。
「あなたが大切に思っている人たちのために私(Buddha)と働く準備をしなさい。本当のあなたを世の中に現す心の準備をしなさい。」
それに対し、この方はすぐに、「私は心の準備ができています。」と答えました。すると、セッションの前から、もっと強いヒーリングがBuddhaからこの方に与えられるのを感じました。その強さは私も驚くものでした。
この方が宇宙のコーリング(calling)を受け、Buddhaと共に働くための心の準備が進んでいることを実感しました。
私の周りでも、大きな内面の変化が起きているようです。
もしかしたら、皆様の中にも、現在このような変化を遂げておられる方があるかもしれないと思い、シェアさせていただきました。その変化がご自身にとって最善の未来になりますよう、心からお祈りしていますね。
「Divine timing
(宇宙のタイミング)2」 「Divine timing (宇宙のタイミング)3」でご紹介したDivine
timingが起きた2020年10月上旬。それ以降、2020年10月下旬から、さらに大きな変化が、内面的な変化だけではなく、今度は目に見える具体的な変化として起きるようになってきました。11月に入っても、その変化は続いています。
クライアントのユミさん(仮名。40歳代半ばの女性)の場合。ユミさんは、コロナ禍の影響の中、自分らしい生き方は何か、模索してきました。
これまでユミさんは、経済的な不安を解消するために、自分は本当に望んでいることを後回しにしてきました。そのために、かえって気疲れしてげっそりし、長らく自分が本当に望んでいることに取り組めませんでした。
好きなことを仕事にしたい、と動いていた矢先、コロナ禍で経済的な課題に直面しました。今後の仕事の仕方について迷いました。
これまで取得した資格を生かした仕事はあるかもしれない。でもそれは、自分が本当に望むものには真逆ではなくても、関係はあるとしても、そのものではない…。ユミさんは悩みました。
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でも、そのままでは、いつまでたっても、自分の人生はやってこない。だから。
今回、ユミさんは踏みとどまりました。自分の思いを形にする不安と向き合いました。一つ一つ、自分の望む仕事のスタイルを明らかにして、自分の思いを届けたい人たちを探して、思い切って近づいていくようにしました。
するとどうでしょう。先月の10月下旬から、大きな変化が次々と生じてきました。
コロナ禍の影響で、それまで住んでいたアパートをいきなり引っ越すかもしれない状況が生じたり。これまでうまくいかなかった上司と、今度は上手くいくかもしれない…と思ってコンタクトしたら、いきなり縁を切ることが決定的になって、新しく、自分に合った仕事のパートナーを見つけることが可能になったり。
そんなことが、一度に突然自分に起きたことに、ユミさんは驚きました。でも、思い返すと、その直前の数日前から、変化の予兆がありました。
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何年も手術を勧められていた卵巣嚢腫。周りの臓器にも癒着していました。ですが、ユミさんは、持病のため手術を踏みとどまり、ウォーキングや食事療法等、他の方法で治そうとしていました。この数か月、睡眠の際に腰痛が生じるようになり、卵巣脳腫の周りの臓器への癒着のためなのだろうか、もしかしたら、病状が悪化しているかもしれない、一度婦人科に受診しようか…、と心配になったりしていました。
そんな中、今年7月からスピリチュアル・ガイドに勧められて始めた水泳。10月のある日、その日ユミさんは、スピリチュアルガイドに「病気を治したい。卵巣嚢腫を治したいのです。どうぞ助けてください。」と願って、Self-Watsuという水中ヒーリングの手法を用いて、深く瞑想しながら、子供用プールで浮いていたのです。
すると、Self-Watsuが終わって起き上がった時に、スピリチュアルガイドが、「じゃあ、治そう。手伝うよ」と伝えました。そしてユミさんに、体を胸のあたりまで水に浸けた状態で、からだをねじりながら揺らすように勧めました。
スピリチュアルガイドとつながりながら、ユミさんがそれをしていたところ、突然、彼女のスピリチュアル・ガイドがざっと体の中に入ってきて、体を思い切りねじり、大きく揺さぶりました。
「わぁっ。」とユミさんは声を出して驚きました。からだがぶるんぶるん、と大きく揺れました。自分ではない突然の体の動きに、体に力も入らず、なすがままでした。
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からだの中で生じる「べりべり…」という音。その音と共に、骨盤の中で、何かが剥がれ始めたのを感じました。
ユミさんの口からも自然と、「べりべり…」とささやきのような声が出ていました。ユミさんは、スピリチュアル・ガイドがその声を出してくれているのを感じました。
すると、その直後から、睡眠中の腰痛がいきなり消えたのです。周りに相談すると、べりべり…という体に生じた音と共に、卵巣嚢腫の癒着が、いきなり剥がれたために起きたことようでした。その癒着が腰痛の原因となっていたのでした。
その卵巣嚢腫と周辺の臓器への癒着は、ユミさんが、前世、自分の直感的な能力を発揮したために、魔女狩りに遭って、牢屋に入れられ、性暴力に遭ったた時の経験と重なっていました。
ユミさんは、体の中で生じる「べりべり…」という音を聴きながら、「もう牢屋にいないのだな。これから自由になっていくのだな。」と直感的に感じたのだそうです。
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大きな変化が続く中で、ユミさんは、スピリチュアル・ガイドに「私にとって一番の状態、最善を祈ります。最善を受け取ります。」と祈りながら、人生の舵を切っていきました。
「自分はもう、怒りのために、自分を同じネガティブなパターンの繰り返しの中に踏みとどまらせることはしない。自分が心から、最も好きなことを明らかにして、それを得るように進みます。」と誓いました。
内装に時間をかけ、思いを込めて作ったお部屋でもあったので、最初は引っ越しという状況を引き起こした大家さんに対して、むっとしたこともありました。不安の中で、変わる手間と時間がかかることも、ストレスにはなりました。
でも、その思いも、すぐに(ユミさんの信じる)神様に手放しました。自分に不利益や損害を与えたり、傷つけたりした人たちを含め、全ての人に対して、最善を祈りました。すると、その変化の必要な状況が、自分にとってこれまで願っていたことを可能にしたり、最善の方向に進むことを可能にすることに気がついていきました。そして、自分が本当に望む住まい、仕事、場所へと進み始めたのです。
私は、ユミさんの勇気と行動力に感銘を受けました。前世から学び終えたことを、自分を知るための知恵として用いながら次に進む。その先にさらなる喜びを見つけていかれるだろうと思います。
今まさに変化のただ中におられる方もおられるかと思います。今回の記事が、皆様のお役に立てば嬉しいです。最善をお祈りしていますね。