以下は、2015年のご来日の際に、来日ワークショップの準備をされたい方のために、当院のブログより記事を紹介させていただいたものです。海外でのワイス先生のワークショップなどに参加される方の参考にもなるかと思います。皆様のお役に立てば嬉しいです。
<ワークショップや講演の内容について>
「ブライアン・ワイス先生に質問したりアドバイスを受けたいのですが」
「ブライアン・ワイス先生の前世療法を受けたいのですが、可能でしょうか?」
「ブライアン・ワイス先生の来日ワークショップ中に前世を見たいのですが」
2014年09月07日(日)公開
皆様、こんにちは。
前世療法にご関心のある治療者様やセラピスト様の中には、前世療法で知られるブライアン・ワイス先生に質問したりアドバイスを受けたい、と考える方は多いかと思います。
ワイス先生のご講演やワークショップを受ける機会は年間を通してありますが、前世療法のセラピストを教育する場としては、現在年に2回米国NY州のOmega Instituteで行われるPast Life Therapy 5-Day Training
Workshopのみとなっています。このワークショップでは、ワイス先生と奥様のキャロルさんがお二人で講師を務めています。
前世療法の治療者やセラピストであれば、ワイス先生にスーパービジョンを受けたい、と思う方も多いと思います。昔は行っていたそうですが、残念ながら現在は希望者が増えすぎたために行っていません。 コンサルテーション等による個々のケースに対するアドバイスも行っておいでではありません。 Past Life Therapy 5-Day Training
Workshopでも、ワイス先生は参加者全員に対し、スーパービジョンやコンサルテーション等は行いませんよ、とお話しになります。
ですが、ワークショップ中に 治療者やセラピストとして
ワイス先生に質問したりアドバイスを受けたい場合には、一般的な、あるいは内容を(ある程度)一般化した質問であれば受けていただけます。個別の質問で似たような質問が続く時には、参加者全員の前で質問をするよう勧められることもあります。来日ワークショップでワイス先生に質問をしたい治療者やセラピストの方は、参考にしてくださいね。
ワークショップ中、ワイス先生の周りにはいつも人が群がっていますから、質問をするのも容易ではないのですが、タイミングが合えばワイスご夫妻共に答えてくださることがあります。心から感謝です。
では、一般的な(または一般化した)質問ってどうすればいいの?と思われる方のために、ささやかですが実例をご紹介しますね。ちなみに、ワイス先生への質問の形式は特に定められていません。以下はあくまでも例としてご紹介するので、ワイス先生へのご質問の際には、ご自身のお考えで質問をしてくださいね。
この夏のワークショップでワイス先生と奥様のキャロルさんに何点かご質問させていただいたのですが、その一つは、憎しみ(hatred)への対応、そしてパートナーへの怒りが強い患者様に前世療法を行う時期についてです。
ワイス先生には:
私「憎しみ(hatred)はどうしたら解決していくでしょうか?」
ワイス先生「焦らないこと。薄皮を剥ぐように一歩ずつ」
ワイス先生の奥様のキャロルさんには:
私「パートナーへの怒りが強い患者様への前世療法の時期はいかがでしょう?前世での相手との関係によっては、そのパートナーとの現在の関係に影響するかもしれません。それを心配して、前世療法の時期を迷っています」
キャロルさん(笑顔で)
「私はあまり心配しません。だって、その方は、とにもかくにも、パートナーに対して怒りを感じていますから。その怒りの根本的な原因となった前世を探ってみましょうとご提案されてみてはいかがでしょうか?」
そのアドバイスを活かし、前世療法を行った患者様のお話は後日ご報告させていただきますね。
ワイス先生、キャロルさん、いつも本当にありがとうございます。
2014年09月01日(月)公開
皆様、こんにちは。
前世療法で知られるブライアン・ワイス先生が前世療法の分野でお仕事を開始されたのは、1980年代。すでに30年近く経ちます。
ワイス先生と奥様のキャロルさんが講師を務める 5-Day Training
Workshopには
参加者は世界中から集まるのですが、以前と比べて、参加者の質問に変化が出てきたように感じます。
以前は、前世そのものに懐疑的な人が多く、「私の見ているのは前世ですか?」「前世であることはどうやってわかるのですか?」というような質問が多かったのですが、最近では、そのような質問はどちらかというと少なくなり、前世があることを前提としているような質問が多いのです。
世界的にも前世療法を行うセラピストも多くなってきており、ワークショップでは、ワイス先生のワークショップに参加する以前にどちらかで前世療法を受け、効果を体感したという経験のある参加者にお会いすることもあります。
早いスピードで世界が変わりつつあることを感じますね。